自然豊かな静かな住宅地の一角にあるカフェ。宮多一尾さん、宮田道子さん夫妻が営んでいる。陶と木のアート作家の一尾さんが、「ヨーロッパの田舎にある家」をイメージしてデザインした建物は、青い外壁とテラコッタの瓦が印象的。夫妻のセンスを感じさせる店内は、くつろげる雰囲気が魅力だ。併設のギャラリーでは、一尾さんの作品を展示している。
　看板メニューは8種類あるピタサンド。「チリコンカン」「タンドリーチキン」「ししゃもフライ」など、どれも道子さんのアイデア満載の具材がそろう（各800円）。スパイスの風味豊かなひよこ豆のコロッケ「ファラフェルボール」や、レモンの香りと酸味がぎゅっと詰まった自家製レモネード、カヌレなどのスイーツもお薦め。