新しい店が続々オープンしている小諸の街に、スタイリッシュな中華料理店がオープンした。ロゴが入った小さな看板と、ドアに付いた「お玉」の取っ手が店の目印だ。落ち着いた雰囲気の店内には、広いカウンターに6席のほか、４人掛けのテーブルが２卓。ゆっくり食事が楽しめる。
　オーナーシェフの佐野太一さんは、都内に本店を置く中華の名店の軽井沢店で、料理長を務めた後に独立。昼は食事、夜はお酒や中国茶と一緒に楽しむ一品料理を中心に提供している（夜は予約がお勧め）。旬の厳選した食材を使うため、メニューはその都度変わる。素材の味を際立たせる、見た目も味わいも「太一流」の一皿で、お客の心をつかんでいる。
　ランチタイムは濃厚でクリーミーなごまのソースが香る「太一の汁なし坦々麺（たんたんめん）」（スープ、副菜付きで1180円）をはじめ、その日お薦めの定食、麺などがそろう。